人生とは引っ越しである

転勤族だったので物心ついた時には産まれた産科は遥か遠くにあるような生活をしていました。自分が生まれ育った地で一生を過ごすと言う考えは物心ついた時から毛頭なかったです。そんなことよりも人間というものは3年に一回は住処を変える生物だと思っていました。産まれた北海道から本州（内地と北海道や沖縄の人は言いたがる）に移り住んだ時には随分と言葉を馬鹿にされたものです。確かにあの頃は北海道弁丸出しの人間だったので馬鹿にされても仕方がなかった。そして不思議なことに地方の人間ほど、訛りが強い土地程自分達と違う言葉を使う人間を排他的に見ます。まあその辺が地方の特有のコミュニティなのかもしれませんが。しかしまあ言葉なんてもんは三ヶ月もあれば染まっていくものなので、その後は何の気なしに遊んでいましたけどね。東と西の文化の違いでも悩まされたことがありました。それは豆腐です。まあ最近でこそ沖縄にある島豆腐のような固い豆腐でも良いのでしょうが、当時西の木綿豆腐は箸でなかなか切れないくらいに固く、僕の好みではなかったので、冷や奴は食べたくなかったですね。

キャメル引越センターの口コミ・評判・2chの評価・トラブルは？